前回に引き続き、「味覚」のお話をします。
「食」とは? 「人」を「良」くすると書きます。 その名の通り、食べることは身体をを作ることであり、その人自身の思考や感情、性格にも 影響し人間そのものを作るために必要不可欠なことです。 バランスを考えた食生活は健康で豊かな人間を作る!!と言っても過言ではありません。 「人」を「良」くする「食」、皆さんはできていますか? 知らず知らずのうちに病気を招く「食」になっていませんか? (゜□゜;)ノノノ たとえば外食やインスタント食品、レトルトや加工食品・・・・・ 塩分、糖分、脂質、摂り過ぎていないでしょうか??? また味付けはどうですか? 外食や加工食品の味に慣れてしまっていませんか? 頭の中ではファーストフードは身体に良くない、薄味を心がけないと・・・・・ 外食や加工食品は食べなければ済む話ですが、味付けについてはどうでしょう? 現在の皆さんの食事(味覚)は人を良くする味付けが出来ているでしょうか? 子供がいる家庭で、きちんと子供たちに必要な味付けができているでしょうか? 実際に「薄味」ってどのくらいなの??? 子供に必要な「薄味」は??? そこでお味噌汁で大人味、子供味、離乳食期の3種類を体験してみました。 ①大人味 大人味の味噌汁は人間の血中濃度(0.8~0.9%)と同等の塩分(0.8%)で満足感の ある味付けに仕上げました。 だし汁 400㏄ 味噌 大1半 ②幼児の味覚 大人の半分の食塩濃度(0.4%) 大人の味噌汁 50㏄ お湯 50㏄ ③離乳食期の味覚 幼児以下の食塩濃度(0.3%) 大人の味噌汁 30㏄ お湯 50㏄ みんなの食べた感想は、幼児のものが薄味で美味しいとのこと。 大人味は少し濃い、と言っていましたが具の入っていない状況でのこと、豆腐やねぎなどの具が入ってしまえば②の味噌汁では満足できないかと思います。 そしてお子さんのいる家庭でどれだけの人が実践できているでしょう? 大人の味噌汁に子供たちを合わせていませんか??? 子供たちは濃い味付けが大好きです。 濃い味付けじゃないと食べてくれない・・・と言う方もいらっしゃるかと思います。 でも塩分、糖分、脂質、の摂りすぎは単純に味覚障害をだけでなく腎臓病、肥満、虫歯などの病気、また大人になってからの生活習慣病(高血圧、高脂血症、糖尿病などなど)をも引き起こしてしまいます。 正しい味覚を養うことは素材そのものの美味しさを知ることができ、人を良くする食生活をおくることができる、とても大事なことです!! わかっているけど・・・薄味だとなかなか口にしてくれない。 味付け以外でも普段の食生活で「美味しい」と感じれるチャンスはたくさんあります。 楽しい食卓作り、雰囲気や会話はもちろん、食べ物の美味しい香り、美味しい色使い、温度や食感、盛り付けなどなど、たくさんの美味しいが眠っていませんか??? そこで\(^-^)/ キッズエデュケーションクラスでは食育や味覚について知り、只今美味しく食べるための実習に入りました!
by pop_up_kids
| 2008-06-24 16:31
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プロフィール
☆フードデザイン研究所☆ KIDS担当 子どもたちに「食」を好きになってほしい…という願いから楽しい料理&親子コミュニケーションを通して活動をしています。「色」をキーワードに好き嫌い克服のための野菜を使った様々なレシピを日々研究中です。 カテゴリ
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